12月15日に山梨学院短期大学の「2021山梨の特産品の美味しい料理コンテスト」が行われました。山梨の特産品として鹿肉、ヤーコン、県内産淡水魚として富士の介とイワナが用いられています。
食物栄養科の一年生の学生さん約60数名が、16班に分かれ、午前と午後で17の料理を上げてくれました。試作を重ね数日前から仕込んだという、手の込んだものもあり、見た目もきれいです。
大きい富士の介も上手に捌いてゆきます。
そのままでも美味しそう。
皆さん真剣です。
原材料を提供させていただいたことから、午前の部の審査員として参加させてもらいました。今回は、「美味しさを中心に採点してください」とのこと、美味しさの項目として①調味(塩分、味のバランス)、②食感(テクスチャー)、③香り(香気成分)、④素材の味が生かされているかの4項目で各20点、それに独創性:20点で採点します。これだけの項目で、10品目を比べるとなると、こちらの舌が試されているようです。
早速試食です。
ヤーコンのカレー醤油手巻き寿司 & 富士の介の二層仕立て ~ゆず味噌を添えて~
富士の介を使った2種類食感のトルティーヤ風
サーモンのジェノベーゼクレープ
ザクロを使ったサーモンマリネパイ
塩レモンおざら
イワナのなす味噌焼き
プレゼンにも力が入っています。
みんなHAPPY!富士の介ライスバーガー ~アレルギーの方も美味しく食べれる!~
ヤーコンようかん
鹿肉とヤーコンのホテルカレー
困りました。どれも美味しい。そして差が微妙。審査員泣かせの接戦でした。
魚の部門では、「ザクロを使ったサーモンマリネパイ」が僅差ですが1位の座を射止めました。
この授業を行ったいただいた鈴木耕太専任講師は、甲府市で「ブラッスリー 山梨」というジビエとワインのレストランを開いているそうです。富士の介や甲斐サーモンレッドなど県内産の淡水魚も扱っているそうなので、私も今度行ってみたいと思います。
美味しい料理で、お腹がいっぱいになり、今回はとても幸せなお仕事でした。