12月14日に山梨学院短期大学で「2022 淡水魚・ヤーコンコンテスト」が行われました。山梨の特産品である県内産淡水魚として、甲斐サーモンレッドとヤマメ、イワナを使って料理を作ります。
食物栄養科の学生さんが午前と午後の部に別れ、午前中は淡水魚を使った7班です。
試作を重ね数日前から仕込んだという、手の込んだものもあり、見た目もきれいです。
生まれて初めての串打ちも、どうにか上手く行ったようです。
魚はやはり炭火焼きとのこと、通ですね。
甲斐サーモンレッドも段々おいしそうになっていきます。
チョットつまみ食いしたい、こんがり加減。
いよいよ出来上がりました。
順次、プレゼン。工夫した点、料理の特徴等コンテストですから説明にも力が入っています。
今回原材料を提供させていただいたことから、午前の部の審査員として参加させてもらいました。
今回は、「美味しさを中心に採点してください」とのこと、美味しさの項目として①調味(塩分、味のバランス)、②食感(テクスチャー)、③香り(香気成分)、④素材の味が生かされているかの4項目で各20点、それに独創性:20点で採点します。
これだけの項目で、7品目を比べるとなると、何時もこんなにおいしいものを沢山食べたことがないので、困ってしまいます。
いわかめちゃんフライ。 イワナと茎わかめをコラボさせた発想が秀逸。
ヤマメと山菜の重ね焼き。 メグスリノキの粉末入りなので、私の老眼にも効きそう。
ヤマメのかぼちゃソースづけ。 炭火焼きの香りとクルミの食感が楽しい。
マーメイドフライ。 この形は相当考えて作ったことでしょう。
サンミン。 焼いた甲斐サーモンとカマンベールチーズ+ミカン?? これがぴったりマッチしています。
サーモンとメレンゲのミルフィーユ風 ~ジェノベーゼ添え~ 名前のとおりおしゃれな一品。
ヤマメのコロコロボール イチゴの甘酢炒め。 しっかりイチゴの味がきいた甘酢でカリカリふんわり♡
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困りました。差が微妙。そしてどれも美味しい。
それでもコンテストですので、最後は審査結果の発表です。
この授業を行ったいただいた鈴木耕太専任講師は、甲府市で「ブラッスリー 山梨」というジビエとワインのレストランを開いているそうです。富士の介や甲斐サーモンレッドなど県内産の淡水魚も扱っているので、皆様もぜひご利用ください。