令和5年7月6、7日、山梨県養殖漁協が会員となっている全国養鱒振興協会の第54回養鱒振興全国大会が甲府市内のホテル談露館で開催されました。
山梨県での開催は平成23年以来11年ぶりになります。ところで、久々の大会開催に加え、今年はマス類生産県の水産試験場の集まりである、「全国養鱒技術協議会」の大会開催担当も山梨県でした。
本来二つの大会は開催時期が異なるのですが、出席者の重なる部分も多く、2度同じ山梨へお越しいただくこととの善し悪し等含めて、関係者で協議した結果、水産試験場の46回全国養鱒技術協議会大会と初めて併催として開催することになりました。
「IHNとどう戦うか」を中心課題として、水研の栗田様、農水省の秋山様、海洋大の佐野先生にご講演をいただきました。翌日は研究部会の活動報告、各県からの研究発表・話題提供などが行われ盛況のうちに閉会となりました。
実は、会場の定員は130名だったのですが、参加者総数は135名!!。当初は120名も来れば万々歳と甘く考えていたため、嬉しい悲鳴です。
山梨県水産技術センターの忍野支所長を始め職員の皆様には、大会の準備、運営、進行にご尽力いただき大変感謝しています。加えてギチギチの会場のため椅子席での参加になり、申し訳ありませんでした。
それでも皆様のおかげで、無事大会も終了することができました。コロナ開けだったこともあり、交流会もこれまでにない異様な盛り上がりだったと思います。
今回の開催が、養鱒業界の振興に役立つことを祈念したいと思います。