12月20日に山梨学院短期大学で、淡水魚を使った料理コンテストの実習が行われました。山梨の特産品である県内産淡水魚として、甲斐サーモンとヤマメを使って料理を作ります。
食物栄養科の学生さんが午前と午後の部に別れ、12班が料理を競います。
鈴木講師の説明の後、いよいよ調理が始まります。
「魚の骨を取るのは初めて」といっていましたが、なかなか上手です。
そして次々と料理が出来上がりました。
原材料を提供させていただいたことから、養殖漁協でも審査員として参加させてもらいました。責任重大です。
今回は、「美味しさを中心に採点してください」とのこと、美味しさの項目として①調味(塩分、味のバランス)、②食感(テクスチャー)、③香り(香気成分)、④素材の味が生かされているかの4項目で各20点、それに独創性:20点で採点します。
これだけの項目で、12品を比べるとなると、何時もこんなにおいしいものを沢山食べたことがないので、困ってしまいます。
どれも美味しく、差が微妙。
それでもコンテストですので、最後は審査結果の発表です。
「サーモンのとっとろー蒸し」が僅差で一位を獲得しました。おめでとうございます。醤油だれの餡がおいしかったですよ。
この授業を行ったいただいた鈴木耕太専任講師は、甲府市で「ブラッスリー 山梨」というジビエとワインのレストランを開いているそうです。富士の介や甲斐サーモンレッドなど県内産の淡水魚も扱っているので、皆様もぜひご利用ください。